赤レンズ豆のスープに赤いミントバターとレモンを添えたトルコ料理メルジメッキチョルバス
🔪下準備15分
🔥調理35分
🍽️分量4
🌍料理トルコ料理
中東レシピ

メルジメッキチョルバス|トルコ赤レンズ豆スープ

29分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

調理工程スライド
手順1: レンズ豆を洗う(5分)
STEP 11 / 7

レンズ豆を洗う(5分)

赤レンズ豆220gをボウルに入れ、水を3回替えながら洗います。最初は白く濁りますが、3回目で底の豆が見える程度まで澄めば十分です。ざるに上げて2分水気を切ります。浸水は不要で、ここで長く置くと豆が割れて扱いにくくなります。

手順2: 香味野菜を炒める(8分)
STEP 22 / 7

香味野菜を炒める(8分)

厚手の鍋にオリーブオイル大さじ2を入れ、中火で玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、にんにくを炒めます。玉ねぎは1cm角、にんじんは1cm角、じゃがいもは1.5cm角に切っておくと、20分の煮込みで均一にやわらかくなります。8分ほど炒め、玉ねぎが透き通り、鍋底に甘い香りが出る状態を目安にしてください。

手順3: 豆とトマトペーストをなじませる(3分)
STEP 33 / 7

豆とトマトペーストをなじませる(3分)

火を中弱火に落とし、洗った赤レンズ豆、トマトペースト大さじ1と1/2、クミン小さじ1/2を加えます。3分ほど混ぜ、豆の表面が油でつやっとし、トマトペーストの酸味が少し飛んでオレンジ色にまとまるまで炒めます。焦げそうなら水大さじ2を足し、鍋底を木べらでこすります。

手順4: 弱火で煮る(20分)
STEP 44 / 7

弱火で煮る(20分)

水または薄い鶏スープ1.1Lを注ぎ、強めの中火で沸かします。沸騰したら表面の泡を軽く取り、弱火から弱めの中火にして20分煮ます。ふつふつと小さく泡が上がる火加減を保ち、赤レンズ豆が崩れ、にんじんとじゃがいもに竹串が抵抗なく通る状態が目安です。水分が減って鍋底が見えそうなら、水100mlを足します。

手順5: なめらかに整える(4分)
STEP 55 / 7

なめらかに整える(4分)

火を止め、ハンドブレンダーを鍋底に当ててから動かし始めます。4分ほど攪拌し、粒が少し残る程度から完全なポタージュまで好みで止めます。ミキサーを使う場合は、粗熱を5分ほど取ってから半量ずつ回してください。再び弱火にかけ、塩小さじ1と1/4、黒こしょう小さじ1/4を入れ、スプーンの裏に薄く膜がつく濃度に整えます。

手順6: ミントバターを作る(3分)
STEP 66 / 7

ミントバターを作る(3分)

小さなフライパンにバター20gとオリーブオイル大さじ1を入れ、弱火で温めます。バターが溶けて細かい泡が出たら、プルビベル小さじ1、乾燥ミント小さじ1、パプリカパウダー小さじ1/2を加え、30秒だけ混ぜます。赤い油がにじみ、ミントの香りが立ったらすぐ火を止めます。黒く焦げると苦くなるので、強火にはしません。

手順7: レモンと赤い油で仕上げる(3分)
STEP 77 / 7

レモンと赤い油で仕上げる(3分)

スープを弱火で1分温め直し、ふつふつと小さな泡が戻って湯気が立ったら器に注ぎます。ミントバターを小さじ1から2杯ずつ回しかけ、レモンを1/8個分ほど搾ります。表面に赤い油が薄く広がり、スープの濃度がスプーンからゆっくり落ちる状態なら完成です。パンを添えるなら、器の縁に残った赤い油をぬぐうように食べると香りが最後まで続きます。

赤レンズ豆のスープは、火を止めた後も少しずつ濃くなります。鍋の中で完璧に仕上げようとせず、器に入れる直前に水か薄いスープを大さじ2ずつ足して調整してください。冷めるとより重く感じるので、温かいうちに「少しゆるいかな」くらいで止めると食べやすいです。

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Ingredients

材料を分けて見る

材料スライド
材料

買い出しの前に

赤レンズ豆、玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、トマトペースト、乾燥ミント、レモンを並べたメルジメッキチョルバスの材料
赤レンズ豆は戻し不要。香味野菜と少量のトマトペーストで、肉なしでも丸い味になる
12品目

スープ本体

材料 分量 代替・備考
赤レンズ豆 220g 乾燥の皮なし赤レンズ豆。戻さず洗って使う
玉ねぎ 1個(約180g) 1cm角に切る。長ねぎでは甘さが変わる
にんじん 1本(約120g) 1cm角。甘さと色を補う
じゃがいも 1個(約140g) 1.5cm角。省く場合は赤レンズ豆を20g増やす
にんにく 1片(約6g) みじん切り。チューブなら小さじ1
トマトペースト 大さじ1と1/2(約25g) ケチャップ大さじ1で代用可。ただし甘くなる
オリーブオイル 大さじ2 米油でも可。バターだけで炒めると重くなる
水または薄い鶏スープ 1.1L 顆粒鶏ガラスープ小さじ1を溶いてもよい
クミンパウダー 小さじ1/2 入れすぎると豆カレー寄りになる
小さじ1と1/4 ブイヨンを使う場合は小さじ1から調整
黒こしょう 小さじ1/4 挽きたてが合う
レモン 1個 くし形に4等分。食べる直前に搾る
5品目

仕上げのミントバター

材料 分量 代替・備考
バター 20g 乳を避けるならオリーブオイル大さじ2に替える
オリーブオイル 大さじ1 バターの焦げすぎを防ぐ
プルビベル 小さじ1 パプリカパウダー小さじ1/2と一味唐辛子ひとつまみで代用
乾燥ミント 小さじ1 オレガノでは香りが違う。なければ省いてレモンを強める
パプリカパウダー 小さじ1/2 色を補う。辛くないタイプを使う
アレルギー情報

このレシピは乳成分(バター)と豆類(レンズ豆)を含みます。乳を避ける場合は、ミントバターをオリーブオイルだけで作ってください。市販ブイヨンやトマトペーストは、小麦、乳、大豆を含む商品があるため、成分表示を確認してください。


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📊 栄養情報(1人分)
78
kcal
3.8g
タンパク質
2.8g
脂質
10.3g
炭水化物
2.5g
食物繊維
233mg
ナトリウム
※ 目安値です。材料や調理法により変動します。
人数に合わせて材料表を調整する
4人分

材料(4人分)

赤レンズ豆、玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、トマトペースト、乾燥ミント、レモンを並べたメルジメッキチョルバスの材料
赤レンズ豆は戻し不要。香味野菜と少量のトマトペーストで、肉なしでも丸い味になる

スープ本体

材料 分量 代替・備考
赤レンズ豆 220 g 乾燥の皮なし赤レンズ豆。戻さず洗って使う
玉ねぎ 1 個(約180 g) 1cm角に切る。長ねぎでは甘さが変わる
にんじん 1 本(約120 g) 1cm角。甘さと色を補う
じゃがいも 1 個(約140 g) 1.5cm角。省く場合は赤レンズ豆を20 g増やす
にんにく 1 片(約6 g) みじん切り。チューブなら小さじ1
トマトペースト 大さじ1と1/2(約25 g) ケチャップ大さじ1で代用可。ただし甘くなる
オリーブオイル 大さじ2 米油でも可。バターだけで炒めると重くなる
水または薄い鶏スープ 1.1L 顆粒鶏ガラスープ小さじ1を溶いてもよい
クミンパウダー 小さじ1/2 入れすぎると豆カレー寄りになる
小さじ1と1/4 ブイヨンを使う場合は小さじ1から調整
黒こしょう 小さじ1/4 挽きたてが合う
レモン 1 個 くし形に4等分。食べる直前に搾る

仕上げのミントバター

材料 分量 代替・備考
バター 20 g 乳を避けるならオリーブオイル大さじ2に替える
オリーブオイル 大さじ1 バターの焦げすぎを防ぐ
プルビベル 小さじ1 パプリカパウダー小さじ1/2と一味唐辛子ひとつまみで代用
乾燥ミント 小さじ1 オレガノでは香りが違う。なければ省いてレモンを強める
パプリカパウダー 小さじ1/2 色を補う。辛くないタイプを使う
アレルギー情報

このレシピは乳成分(バター)と豆類(レンズ豆)を含みます。乳を避ける場合は、ミントバターをオリーブオイルだけで作ってください。市販ブイヨンやトマトペーストは、小麦、乳、大豆を含む商品があるため、成分表示を確認してください。


台所にレンズ豆とミントの香りが立つ朝

鍋の中で赤レンズ豆がほどけて、玉ねぎとにんじんの甘い匂いが少しずつスープに溶けていく。最後に小さなフライパンでバターを温め、乾燥ミントと赤い唐辛子を入れると、台所の空気が一気にトルコの食堂らしく変わります。レモンをぎゅっと搾って飲む一口は、豆のやさしさと酸味が同時に来る、朝にも夜にも合う味です。

メルジメッキチョルバス(Mercimek çorbası)は、トルコで広く親しまれる赤レンズ豆のスープです。ロカンタと呼ばれる大衆食堂でも、家庭の昼食でも、ラマダン明けの軽い一杯でも出会います。豆のスープと聞くと重そうですが、赤レンズ豆は煮崩れが早く、ブレンダーで整えるとなめらかなポタージュになります。肉を入れなくても満足感があり、キョフテドルマの前菜にも、ラフマジュンの横に置くスープにも向きます。

日本の台所で迷うのは、赤レンズ豆をどこまで洗うか、じゃがいもを入れるか、ミントバターをどのくらい焦がさないかです。この記事では、現地でよく見る「赤レンズ豆、玉ねぎ、にんじん、少量のトマトペースト、仕上げの赤い油」の形をベースに、日本で買える材料で再現します。プルビベルがなければ、パプリカパウダーと一味を少しだけ合わせれば十分。守るべきは、豆をやわらかく煮ること、濃度を急いで決めないこと、レモンを食べる直前に搾ることです。

メルジメッキチョルバスを日本で作る要点

本場寄せで守るのは、赤レンズ豆を使うこと、香味野菜を油で炒めてから煮ること、なめらかにしてからミントと赤唐辛子の油をかけることです。じゃがいも、にんじん、ブイヨンの有無は家庭差が大きいので、食べる人と買い物事情に合わせて調整できます。


買い出しで迷う材料と道具

赤レンズ豆、プルビベル、乾燥ミント、スマック、トマトペースト、レモン、ハンドブレンダーを並べた買い出しの目安
買い出しで迷うのは赤レンズ豆と仕上げの香り。まずは赤レンズ豆、乾燥ミント、レモンを優先する

赤レンズ豆は、スーパーの豆売り場より、輸入食材店や通販の方が安定して見つかります。皮なしタイプなら戻し不要で、20分ほどで崩れてくれるので、ひよこ豆や白いんげん豆よりずっと扱いやすい乾物です。プルビベルはトルコの粗挽き唐辛子で、赤い色と穏やかな辛味を足します。なければ辛くないパプリカパウダーを主体にし、一味唐辛子は耳かき1杯くらいから始めます。

スマックはこのスープの必須材料ではありません。ただ、レモンに近い酸味の粉末スパイスなので、トルコ料理の食卓を少し広げたいなら、玉ねぎサラダやバクラヴァの食後の口直しにも使えます。ハンドブレンダーは、鍋の中でそのままなめらかにできるので、豆スープをよく作る家なら出番が多い道具です。

赤レンズ豆はこの料理の主役で、茶色や緑のレンズ豆に替えると煮崩れにくく、別のスープになります。乾物として常備しやすく、ハリラやダールにも回せるので、最初に見る価値があります。

掲載商品は、複数の販売先を定期的に確認し、価格・内容量・レビュー傾向・購入しやすさを比較したうえで選定しています。

スープをなめらかにしたいなら、ハンドブレンダーの価値は大きいです。ミキサーへ移す手間がなく、熱いスープをこぼしにくいので、豆スープを平日の献立に入れやすくなります。

スマックはメルジメッキチョルバスの必須材料ではありませんが、トルコの玉ねぎサラダや焼き肉の横に置くと、レモンとは違う乾いた酸味が出ます。余ったスパイスを一瓶で終わらせず、トルコ料理の食卓を広げたい人向けです。


日本の台所で本場に寄せる分岐表

メルジメッキチョルバスは、家庭差がかなりある料理です。じゃがいもを入れる家もあれば、米を少し入れて濃度を出す家もあります。日本で作るときは、全部を輸入食材で固めるより、香りと濃度の要点だけを守る方が続けやすくなります。

迷う材料・道具 本場寄せ 日本での代替 代替すると変わる点
レンズ豆 皮なし赤レンズ豆 茶・緑レンズ豆は不向き 崩れにくく、色も食感も別物になる
唐辛子 プルビベル パプリカパウダー小さじ1/2+一味少量 辛味は近づくが、果実味は弱くなる
乾燥ミント トルコ産乾燥ミント 入手できる乾燥ミント 香りの青さは少し変わるが十分合う
酸味 レモン レモン汁小さじ2から 生レモンの皮の香りは出にくい
なめらかさ ハンドブレンダー マッシャーで粗く潰す 家庭的な粒感が残り、より素朴になる
コク バターの赤い油 オリーブオイルのみ ヴィーガン向け。香りは軽くなる

トルコ料理らしさを最も左右するのは、赤レンズ豆とレモンです。プルビベルやスマックより優先度は高いので、買い出しで迷ったら、まず赤レンズ豆と生のレモンを確保してください。乾燥ミントは少量でも香りが強く、余ったらヨーグルトソース、焼きなす、きゅうりのサラダにも使えます。

日本で作るときに「本場っぽさ」を全部輸入食材へ預ける必要はありません。むしろ、赤レンズ豆の崩れ方、レモンの酸味、仕上げ油の香りが決まれば、じゃがいもを入れるか、鶏スープにするか、完全に植物性にするかは食卓に合わせてよい部分です。守るところと動かすところを分けておくと、1回きりの珍しい料理ではなく、寒い日の定番スープにしやすくなります。

作る日の状況 優先する調整 避けたい調整
朝食や軽い昼食 水または野菜ブイヨンで軽く作り、レモンを強める バターを増やして重くする
肉料理の前菜 塩をやや控え、ミントバターを小さじ1ずつにする にんにくやクミンを増やしすぎる
パンを添える夕食 じゃがいもを入れて濃度を出し、赤い油をしっかりかける 水分を減らしすぎてディップ状にする
作り置き スープ本体と仕上げ油を分ける レモンを混ぜ込んだまま保存する

失敗原因|ざらつく、重い、薄いを直す

濃すぎる赤レンズ豆スープと、水分を足してなめらかに整えたスープを並べた比較
失敗の多くは濃度と煮込み時間。粉っぽさを感じたら、調味料より先に水分と加熱時間を見直す
症状 原因 直し方
ざらつく 豆や野菜の煮込み不足 水100mlを足し、弱火で10分追加で煮てから再度攪拌
重すぎる じゃがいもが多い、煮詰めすぎ 水か薄い鶏スープを大さじ2ずつ足し、レモンを強める
薄い 塩が足りない、トマトペーストが少ない 塩ひとつまみ、トマトペースト小さじ1を足して2分弱火
苦い ミントバターを焦がした 油を取り除き、別のフライパンで弱火30秒だけ作り直す
豆臭い 洗い不足、炒め不足 次回は洗いを3回、豆とトマトペーストを3分炒める
色がくすむ 茶色いレンズ豆を使った 赤レンズ豆に替える。パプリカで色だけ補っても食感は戻らない

調味料を足す前に、まず「豆が崩れているか」を見ます。赤レンズ豆が粒のまま硬く残っていると、塩やスパイスを増やしても舌触りはよくなりません。木べらで鍋底をなぞり、豆が簡単につぶれるか確認してください。つぶれないなら、味付けを止めて水を足し、10分追加で煮るのが近道です。

もう一つの失敗は、仕上げの赤い油を焦がすことです。乾燥ミントは軽いので、強火にかけると一瞬で黒くなります。泡が細かく出て、赤い色が油に移ったらそこで終わり。香りを出そうとして長く炒めるほど、苦味がスープに乗ります。


食べ方、献立、保存

保存容器に入れたメルジメッキチョルバス、別容器のミントバター、レモンを並べた作り置き
作り置きするなら、スープ本体とミントバターを分ける。温め直しで濃度を戻すと食べやすい

トルコでは、メルジメッキチョルバスにレモンを添える食べ方がよく見られます。パンを添えて軽い昼食にしてもよく、肉料理の前に少量出すと、豆のやさしい甘さで食卓が落ち着きます。家庭で献立にするなら、スープ、パン、玉ねぎとパセリのサラダ、ヨーグルトだけで十分です。週末ならラフマジュンキョフテと合わせると、トルコの食卓らしくなります。

器に注いだら、レモンは全員分に同じ量を搾るより、まず1/8個分ずつ添えて、食べる人が自分で調整できるようにします。酸味が強い方が好きな人はさらに足し、子どもや酸味が苦手な人はミントバターだけで食べる。こうすると、ひと鍋を家族で分けても「酸っぱすぎる」「辛すぎる」が起きにくくなります。

合わせる料理 食卓の組み方 向く日
ラフマジュン スープを小さめに注ぎ、薄焼き生地を主役にする 週末の軽い昼食
キョフテ 肉の前にスープを出し、玉ねぎサラダで酸味を足す 夕食や来客
ドルマ 米入りの包み料理に、なめらかな豆スープを合わせる 野菜中心の献立
パンとヨーグルト スープ、パン、ヨーグルト、オリーブだけでまとめる 平日の朝昼兼用

保存は冷蔵で3日が目安です。ミントバターを混ぜ込んだ状態でも保存できますが、香りは落ちます。作り置きするなら、スープ本体を保存容器に入れ、ミントバターは別の小容器に分けます。翌日は鍋にスープを戻し、水または薄いスープを大さじ3から4足して弱火で温めます。ふつふつしてきたら底から混ぜ、濃度を戻してから器へ注いでください。

冷凍する場合は、ミントバターとレモンを入れる前の状態で小分けにします。冷凍は3週間を食味の目安にし、解凍は冷蔵庫で一晩。解凍後は分離したように見えることがありますが、弱火で温めながら混ぜると戻ります。レモンは温め直した後に搾る方が、豆の甘さと酸味の輪郭がきれいに出ます。


よくある質問

赤レンズ豆がない場合、ほかの豆で作れますか?

茶色や緑のレンズ豆でも豆スープにはなりますが、メルジメッキチョルバスらしい色となめらかさからは離れます。皮なし赤レンズ豆は煮崩れが早く、20分でポタージュ状になるのが強みです。代替するなら、茶色レンズ豆ではなく、赤レンズ豆を通販で用意する方が結果は安定します。

ハンドブレンダーなしでも作れますか?

作れます。煮込みを25分に延ばし、豆と野菜が完全にやわらかくなったら、マッシャーや木べらで鍋底に押しつけるようにつぶします。なめらかさは落ちますが、トルコの家庭的な粗いスープとして十分おいしいです。完全なポタージュにしたい場合は、粗熱を取ってからミキサーを使ってください。

プルビベルがないときの代替は?

辛くないパプリカパウダー小さじ1/2と、一味唐辛子ひとつまみを合わせます。一味を入れすぎると辛味だけが立つので、赤い色はパプリカに任せます。韓国の粗挽き唐辛子も近い雰囲気になりますが、甘味と香りが少し変わります。

ヴィーガンで作るなら何を変えますか?

水または野菜ブイヨンを使い、ミントバターのバターをオリーブオイル大さじ2に替えます。コクが軽くなる分、玉ねぎをしっかり8分炒め、トマトペーストを小さじ1追加すると満足感が出ます。レモンは必ず食べる直前に搾ってください。

子どもや辛いものが苦手な家族にはどう調整しますか?

スープ本体には辛味を入れず、仕上げの赤い油を別添えにします。ミントバターはパプリカパウダーだけで作り、プルビベルと一味は大人の器に後から少量足します。レモンも小さじ1から始めると、酸味が苦手な人でも食べやすくなります。

前日に作ってもおいしいですか?

おいしく食べられます。ただし冷えるとかなり濃くなるので、翌日は水か薄いスープを足して弱火で温めます。ミントバターとレモンは当日仕上げに回すと、香りがぼやけません。作り置きなら、スープ本体だけを冷蔵し、仕上げの油は食べる直前に作るのが理想です。


参考にした海外情報

メルジメッキチョルバスは家庭差の大きい料理なので、ひとつのレシピだけに寄せず、トルコ料理紹介サイトと英語圏のレシピを見比べました。共通しているのは、赤レンズ豆をやわらかく煮てなめらかにすること、レモンやミント、赤い唐辛子油で仕上げることです。

出典・引用について

この記事は、世界ごはん紀行編集部が各国の料理資料、現地レシピ、食材事情をもとに、日本の家庭で再現しやすい形に整理したものです。

出典
世界ごはん紀行メルジメッキチョルバス|トルコ赤レンズ豆スープ
URL
https://sekaigohan.com/recipes/middle-east/turkey/mercimek-corbasi
著者・編集
世界ごはん紀行編集部
更新日
2026年5月20日
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