トスターダに赤いチポトレ鶏煮をのせ、アボカド、ライム、香草を添えたメキシコのティンガ・デ・ポヨ
🔪下準備20分
🔥調理45分
🍽️分量4
🌍料理メキシコ料理
南米レシピ

ティンガ・デ・ポヨの作り方|メキシコ鶏煮

28分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

調理工程スライド
手順1: 鶏肉をゆでる(18分)
STEP 11 / 8

鶏肉をゆでる(18分)

鍋に鶏肉、水900ml、玉ねぎ1/2個、にんにく1片、ローリエ2枚、塩小さじ1を入れます。強めの中火で沸かし、アクをすくったら弱火に落として12から15分煮ます。中心温度75度C以上、厚い部分を割った断面に透明な肉汁が出る状態が目安です。

手順2: 鶏肉を粗くほぐす(7分)
STEP 22 / 8

鶏肉を粗くほぐす(7分)

鶏肉を取り出して5分休ませ、触れる熱さになったらフォーク2本で5から8mm幅の太い繊維にほぐします。細かく裂きすぎるとソースの中で肉感が消えるため、タコスに入れても噛みごたえが残る太さにします。ゆで汁は150ml取り分けます。

手順3: 玉ねぎを透き通るまで炒める(8分)
STEP 33 / 8

玉ねぎを透き通るまで炒める(8分)

玉ねぎ1/2個を2から3mm幅の薄切りにします。フライパンに油大さじ1と1/2を入れて中火で1分温め、玉ねぎを入れて6分炒めます。端が薄く金色になり、甘い香りが出たらにんにく2片のみじん切りを加えて1分だけ火を通します。

手順4: トマトとチポトレを撹拌する(3分)
STEP 44 / 8

トマトとチポトレを撹拌する(3分)

トマト3個をざく切りにし、チポトレ1個、アドボソース大さじ1、オレガノ小さじ1、クミン小さじ1/2、黒こしょう、鶏のゆで汁150mlと一緒にブレンダーへ入れます。45から60秒回し、皮の大きな粒が残らない赤いソースにします。

手順5: ソースを炒めて香りを起こす(6分)
STEP 55 / 8

ソースを炒めて香りを起こす(6分)

玉ねぎのフライパンへ赤いソースを注ぎます。中火のまま1分沸かし、跳ね始めたら弱めの中火に落として5分混ぜながら煮ます。表面の泡が大きくなり、木べらで引くと一瞬だけ鍋底が見える、ゆるいケチャップくらいの粘度になれば水っぽさが抜けています。

手順6: 鶏肉を戻してからめる(8分)
STEP 66 / 8

鶏肉を戻してからめる(8分)

ほぐした鶏肉を加え、弱めの中火で8分煮ます。ソースがふつふつと小さく泡立ち、鶏肉の白い部分がほぼ赤く染まり、繊維同士が赤いソースでまとまる粘度になったら塩小さじ1/2を加えます。水分が足りない場合は、ゆで汁を大さじ2ずつ足して焦げ付きを防ぎます。

手順7: しっとり煮詰める(8分)
STEP 77 / 8

しっとり煮詰める(8分)

弱火に落とし、ふたをせずに8分煮詰めます。木べらで寄せたときに汁が流れ戻らず、鶏肉につやが出る状態が完成です。乾きすぎると翌日ぱさつくため、フライパンの底に大さじ2程度のソースが残るところで止めます。

手順8: トスターダに盛る(5分)
STEP 88 / 8

トスターダに盛る(5分)

トスターダにリフライドビーンズを大さじ1ずつ薄く塗り、ティンガを1枚あたり70gほどのせます。レタス、アボカド、ケソ・フレスコ、クレマ、パクチーを重ね、最後にライムを搾ります。豆を先に塗ると、ソースの水分でトスターダが割れにくくなります。

来客の日は、鶏肉をほぐしてソースへ戻すところまで前日に作れます。トスターダにのせるのは食べる直前です。水分を吸ったトスターダは割れやすく、時間がたつほど持ち上げにくくなります。

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Ingredients

材料を分けて見る

材料スライド
材料

買い出しの前に

ティンガは作り置きしやすいので、この分量ではトスターダ8枚分、または小さめのタコス10から12個分を目安にします。翌日に回すなら、盛り付け用のレタスとアボカドは食べる直前に切ってください。

ティンガ・デ・ポヨに使う鶏肉、トマト、玉ねぎ、チポトレ、トスターダ、香草を並べた材料写真
ティンガは鶏肉、トマト、玉ねぎ、チポトレが芯。トッピングは食卓で軽さを足す役割
13品目

鶏肉とソース

材料 分量 代替・備考
鶏もも肉 600g 鶏むね肉なら650g。皮は外すとソースが重くなりにくい
900ml 鶏肉がかぶる量。足りなければ100mlずつ足す
玉ねぎ 1個(約200g) 半分はゆで汁、半分は薄切りで炒める
にんにく 3片 ゆで汁1片、ソース2片
ローリエ 2枚 なければ省略可
小さじ1と1/2 ゆで汁小さじ1、仕上げ小さじ1/2
トマト 3個(約450g) カットトマト缶1缶(400g)でも可
チポトレのアドボ缶 チポトレ1個、ソース大さじ1 辛味が苦手ならチポトレ1/2個
乾燥オレガノ 小さじ1 メキシカンオレガノが理想。地中海オレガノでも可
クミンパウダー 小さじ1/2 入れすぎるとタコスミート風になる
黒こしょう 小さじ1/3 粗びき
サラダ油 大さじ1と1/2 米油、太白ごま油でも可
鶏のゆで汁 150ml ソースの濃度調整用
8品目

盛り付け

材料 分量 代替・備考
トスターダ 8枚 コーントルティーヤを軽く焼いて代用可
リフライドビーンズ 240g うずら豆、金時豆、ひよこ豆をつぶしても可
レタス 120g 5mm幅の細切り
アボカド 1個 5mm厚の薄切り
ケソ・フレスコ 60g カッテージチーズ、フェタ少量で代用可
クレマ 大さじ4 サワークリーム、ギリシャヨーグルトで代用可
ライム 2個 レモンで可
パクチー 20g 苦手なら小ねぎ
アレルギーと食品安全

この料理には鶏肉、乳製品(チーズ、クレマ)、豆製品を使います。市販トスターダやトルティーヤには小麦、大豆、乳が含まれることがあります。鶏肉は中心温度75度C以上を目安に火を通し、調理後は室温に長く置かないでください。

チポトレ缶が手に入らない日は、スモークパプリカと普通のパプリカを組み合わせると、赤い香りの土台を作れます。オレガノとコーントルティーヤ用の粉も、メキシコ料理を続けるなら回転率が高い食材です。


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この料理の買い出し

買い出しガイド
掲載商品は、複数の販売先を定期的に確認し、価格・内容量・レビュー傾向・購入しやすさを比較したうえで選定しています。
📊 栄養情報(1人分)
705
kcal
38.5g
タンパク質
29.5g
脂質
71.5g
炭水化物
8.0g
食物繊維
1140mg
ナトリウム
※ 目安値です。材料や調理法により変動します。
人数に合わせて材料表を調整する
4人分

材料(4人分)

ティンガは作り置きしやすいので、この分量ではトスターダ8 枚分、または小さめのタコス10から12 個分を目安にします。翌日に回すなら、盛り付け用のレタスとアボカドは食べる直前に切ってください。

ティンガ・デ・ポヨに使う鶏肉、トマト、玉ねぎ、チポトレ、トスターダ、香草を並べた材料写真
ティンガは鶏肉、トマト、玉ねぎ、チポトレが芯。トッピングは食卓で軽さを足す役割

鶏肉とソース

材料 分量 代替・備考
鶏もも肉 600 g 鶏むね肉なら650 g。皮は外すとソースが重くなりにくい
900 ml 鶏肉がかぶる量。足りなければ100 mlずつ足す
玉ねぎ 1 個(約200 g) 半分はゆで汁、半分は薄切りで炒める
にんにく 3 片 ゆで汁1 片、ソース2 片
ローリエ 2 枚 なければ省略可
小さじ1と1/2 ゆで汁小さじ1、仕上げ小さじ1/2
トマト 3 個(約450 g) カットトマト缶1缶(400 g)でも可
チポトレのアドボ缶 チポトレ1 個、ソース大さじ1 辛味が苦手ならチポトレ1/2 個
乾燥オレガノ 小さじ1 メキシカンオレガノが理想。地中海オレガノでも可
クミンパウダー 小さじ1/2 入れすぎるとタコスミート風になる
黒こしょう 小さじ1/3 粗びき
サラダ油 大さじ1と1/2 米油、太白ごま油でも可
鶏のゆで汁 150 ml ソースの濃度調整用

盛り付け

材料 分量 代替・備考
トスターダ 8 枚 コーントルティーヤを軽く焼いて代用可
リフライドビーンズ 240 g うずら豆、金時豆、ひよこ豆をつぶしても可
レタス 120 g 5mm幅の細切り
アボカド 1 個 5mm厚の薄切り
ケソ・フレスコ 60 g カッテージチーズ、フェタ少量で代用可
クレマ 大さじ4 サワークリーム、ギリシャヨーグルトで代用可
ライム 2 個 レモンで可
パクチー 20 g 苦手なら小ねぎ
アレルギーと食品安全

この料理には鶏肉、乳製品(チーズ、クレマ)、豆製品を使います。市販トスターダやトルティーヤには小麦、大豆、乳が含まれることがあります。鶏肉は中心温度75度C以上を目安に火を通し、調理後は室温に長く置かないでください。

チポトレ缶が手に入らない日は、スモークパプリカと普通のパプリカを組み合わせると、赤い香りの土台を作れます。オレガノとコーントルティーヤ用の粉も、メキシコ料理を続けるなら回転率が高い食材です。


ティンガ・デ・ポヨの物語 -- 赤いソースで平日の鶏肉が変わる

鶏肉をゆでた鍋から湯気が上がり、隣のフライパンでは玉ねぎがゆっくり透き通っていく。そこへトマトとチポトレを合わせた赤いソースを流すと、台所の空気が一気にメキシコの食堂へ寄ります。煙のような辛味、トマトの酸味、玉ねぎの甘さ。ティンガ・デ・ポヨは、派手な材料を並べる料理ではありません。残り鶏をほぐしても、前日にゆでた鶏むねでも、ソースが決まると急にごちそうになります。

ティンガ・デ・ポヨ(tinga de pollo)は、ほぐした鶏肉をトマト、玉ねぎ、チポトレで煮からめるメキシコ料理です。トスターダにのせれば屋台の軽食になり、温かいトルティーヤで包めばタコスになり、白いごはんへ少量のせれば日本の台所でも夕飯に落ち着きます。ポソレ・ロホのような大鍋料理より短時間で作れ、モレ・ポブラノほど材料も多くありません。

Larousse Cocinaのメキシコ料理辞典では、ティンガは鶏肉、トマト、チポトレ、玉ねぎを軸にしたプエブラ由来の料理として紹介されています。現在はメキシコ中部を中心に広く作られ、鶏、豚、牛、いわし、きのこなど地域や家庭で具が変わります。ただし、チポトレだけは料理の芯として扱われます。日本で作るときも、ここだけは守る価値があります。

チポトレは「辛味」より「煙の香り」

チポトレは、完熟したハラペーニョを燻製乾燥させた唐辛子です。缶詰のアドボソース入りを使うと、辛味だけでなく、スモーク、酢、スパイスの香りが一度に入ります。見つからない場合は後述の代替で近づけますが、初回はチポトレ缶を探すと料理の輪郭がつかみやすいです。


日本の台所で守るものと代えるもの

ティンガは材料表だけ見ると「トマト味の鶏そぼろ」に見えます。けれど本当に大事なのは、玉ねぎを焦がさず甘くすること、トマトソースを一度炒めて水っぽさを飛ばすこと、チポトレを鍋全体に入れすぎないことです。

料理の芯 現地での考え方 日本での現実解 代替の注意
鶏肉 ゆでてほぐした鶏肉をソースに戻す 鶏もも肉、鶏むね肉、サラダチキンの無味タイプ 味付きサラダチキンは甘味が残るため不向き
トマト 生のjitomateを煮てソース化 完熟トマト、カットトマト缶、トマトピューレ ケチャップだけだと甘くなりすぎる
チポトレ アドボソース入りチポトレ缶 輸入食品店、通販、メキシコ食材店 省くと別料理になる。少量でも入れる
玉ねぎ 薄切りで甘さと食感を残す 白玉ねぎ、普通の玉ねぎ みじん切りにするとソースに消えやすい
食べ方 トスターダ、タコス、ケサディーヤ 市販トルティーヤ、コーントルティーヤ、食パンでも可 トスターダは水分で割れやすいので豆を薄く塗る

Pati Jinichのチキンティンガでは、トマトやトマティージョを煮てなめらかにし、玉ねぎを炒め、チポトレ入りのソースを煮詰めてから鶏肉を合わせます。Second Harvestのレシピも、玉ねぎとチポトレソース、トスターダ、アボカド、レタス、クレマの組み合わせを家庭向けに整理しています。つまり、家庭版でも「ソースを鍋で起こしてから鶏肉を戻す」順番は守った方が味が濁りません。

チポトレを一缶全部入れない

小さな缶でも辛味とスモーク香は強いです。4人分なら、チポトレ本体1個とアドボソース大さじ1から始めてください。もっと辛くしたい場合は、鍋ではなく食卓で追いチポトレやホットソースを足す方が失敗しません。


失敗しやすいところと戻し方

ティンガの失敗は、辛すぎる、水っぽい、鶏肉がぱさつく、トスターダが割れる、の4つに集まります。どれも作り直しではなく、途中で戻せます。

失敗 起きる理由 戻し方
辛すぎる チポトレを多く入れた トマト缶100g、ゆで汁50ml、砂糖小さじ1/2を足して5分煮る
水っぽい トマトの水分を飛ばしていない ふたをせず弱めの中火で5から8分追加で煮詰める
鶏肉がぱさつく 細かく裂きすぎた、煮詰めすぎた ゆで汁大さじ3と油小さじ1を足し、弱火で2分戻す
トスターダが割れる ソースの水分が直接しみた 豆を先に塗る。盛り付け後3分以内に食べる
味がぼやける 塩と酸味が足りない 塩ひとつまみ、ライム小さじ1を食卓で足す

辛味を弱くしたい家族がいる場合は、鍋を二つに分けます。基本ソースはチポトレ1/2個で仕上げ、辛い方だけ取り分けてアドボソースを大さじ1足す。こうすると「辛い人に合わせた鍋」にならず、全員が食べやすくなります。


食べ方と献立 -- トスターダだけで終わらせない

鍋のティンガ・デ・ポヨとトルティーヤ、トスターダ、米、レタス、アボカドを並べた食卓
ティンガはトスターダ、タコス、ごはん、ケサディーヤへ回せる。作り置き向きの鶏煮込み

一番わかりやすい食べ方はトスターダです。ぱりっとしたとうもろこしの台に、豆、赤い鶏肉、レタス、アボカド、白いチーズを重ねると、味だけでなく食感もそろいます。トスターダがない日は、温めたトルティーヤでタコスにします。具を詰めすぎると破れやすいので、ティンガは1枚あたり大さじ2から3に留めます。

夕飯として出すなら、メキシカンライス、黒豆、キャベツのライム和えを添えると十分です。汁物を足す日は、同じメキシコ料理のポソレ・ロホでは重くなるため、軽い野菜スープか、ライムを搾った鶏スープが合います。チポトレの香りをさらに深く比べたいなら、複雑なチレソースのモレ・ポブラノへ進むと、メキシコ料理の「唐辛子は辛味だけではない」という感覚がよく見えます。

翌日は、ティンガを卵焼きに包む、チーズと一緒にケサディーヤへ入れる、パンに挟んで温かいサンドにする、冷ましたものをサラダの具にする、という使い方ができます。日本の白ごはんへ少量のせる場合は、レタスとライムを必ず添えてください。赤いソースだけで食べると、どうしてもトマト鶏そぼろに寄ります。とうもろこし生地で具を受け止める食べ方を広げたいなら、Harina P.A.N.で作るアレパも、ティンガの残りを挟む器として試しやすいです。


保存と作り置き

ティンガは冷蔵で3日、冷凍で3週間を目安にできます。冷蔵する場合は、粗熱を30分以内に取り、浅い保存容器に移してからふたをします。熱いまま深い容器へ入れると中心が冷えにくく、鶏肉料理として安全ではありません。

冷凍するなら、1回分を150gずつ平たく分けます。解凍は冷蔵庫で半日、急ぐ場合は袋のまま流水で15分。温め直すときはフライパンに移し、水大さじ2を足して弱火で5分加熱します。電子レンジなら600Wで2分、全体を混ぜてさらに1分。中心まで熱くなったことを確認してください。

トッピングは保存しません。レタス、アボカド、クレマ、チーズは食べる直前に出します。アボカドは変色しやすいため、切ったらライムを少量かけ、同じ日のうちに使い切るのが無難です。


この料理の背景 -- プエブラから中部メキシコへ広がったほぐし肉料理

Larousse Cocinaは、ティンガの最初期の文献として1881年の「La cocinera poblana」に触れています。当時のティンガには豚の内臓や血、ロンガニーサ、チョリソ、じゃがいもなどを使うものもあり、今の「鶏肉をチポトレトマトで煮る軽い料理」とはかなり違います。

現在の家庭版は、より扱いやすいほぐし肉料理として定着しています。鶏肉を使えば短時間ででき、余り肉も使いやすい。豚肉ならより濃く、牛肉なら噛みごたえが出て、きのこなら肉を使わない食卓にも向きます。トラヒマラではなく、台所にあるものを赤いチポトレソースでまとめる料理、と考えると失敗しにくくなります。

ティンガが面白いのは、食卓で完成するところです。鍋の中では赤く濃い鶏煮ですが、トスターダ、豆、レタス、アボカド、白いチーズ、ライムがそろうと、重さがほどけます。日本で作るときも、鍋だけで完成させようとせず、最後の生野菜と酸味まで料理の一部として用意してください。

現地性を残すうえで、代えない方がよいのは「チポトレの燻香」と「玉ねぎの細い食感」です。トマトは缶でも構いません。鶏肉も、むね肉、もも肉、残り肉で調整できます。しかし、唐辛子をただ辛くするだけの一味に替え、玉ねぎをみじん切りにして完全に溶かすと、ティンガらしい煙、甘さ、繊維の重なりが消えます。日本の台所では、買い出しの難度を下げつつ、ここだけを守るのが現実的です。

もう一つの手がかりは、同じメキシコ記事との食べ比べです。ポソレ・ロホはとうもろこし粒と豚肉の大鍋、モレ・ポブラノは唐辛子、ナッツ、チョコレートを重ねる祝いのソースです。ティンガはその中間にあり、平日の鶏肉を、チポトレとトマトで屋台の具材へ変える料理です。メキシコ料理を続ける入口としては、材料数の少なさと使い回しのしやすさが強みになります。


よくある質問

チポトレ缶がない場合はどう代用しますか?

完全な代替は難しいですが、スモークパプリカ小さじ2、普通のパプリカ小さじ1、一味唐辛子小さじ1/4、酢小さじ1を混ぜると、煙、赤い色、酸味の方向へ寄せられます。ただし、チポトレの甘い燻香とは別物です。初回は通販でチポトレ缶を探す価値があります。

鶏むね肉でも作れますか?

作れます。鶏むね肉は650gにし、ゆで時間を12分前後に短くします。中心温度75度C以上を確認したらすぐ取り出し、細かく裂きすぎないでください。煮詰める工程ではゆで汁を大さじ2ほど多めに残すとぱさつきにくいです。

トスターダがない場合は何にのせますか?

市販のコーントルティーヤをフライパンで片面1分ずつ温めてタコスにするのが一番近いです。なければ小麦トルティーヤ、ピタパン、食パンでも食事になります。ただし、ティンガの水分があるので、豆、レタス、チーズの順番で水分を受け止める層を作ってください。

子どもも食べる場合の辛さは?

鍋全体にはチポトレ1/2個とアドボソース小さじ1だけ入れます。大人用は取り分けてからアドボソースを足してください。辛味を後から足す方が安全で、鍋全体を辛くしてしまう失敗を避けられます。

冷凍後に味が落ちたときは?

温め直すときに水大さじ2、トマトピューレ大さじ1、ライム小さじ1を足します。鶏肉の繊維が乾いている場合は、油小さじ1を足して弱火で2分なじませると、つやが戻ります。


参考文献

出典・引用について

この記事は、世界ごはん紀行編集部が各国の料理資料、現地レシピ、食材事情をもとに、日本の家庭で再現しやすい形に整理したものです。

出典
世界ごはん紀行ティンガ・デ・ポヨの作り方|メキシコ鶏煮
URL
https://sekaigohan.com/recipes/south-america/mexico/tinga-de-pollo
著者・編集
世界ごはん紀行編集部
更新日
2026年5月16日
主な参考リンク
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